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プロとしての在り方

みなさん、こんにちは。
岡山の研修講師&ブライダル司会者 齋藤栄子です。

先日、ある病院を訪問しました。
入り口を入ると総合案内所があり、精算機にはスタッフが立ち、
病院も接遇マナーを意識する時代なのね~なんて思っていました。

しかしその後、残念な光景をいくつも目の当たりにし
形だけのサービスに疑問を感じずにはいられませんでした。

まず、MRIを撮影するため、担当窓口へ。
受付担当の女性が席を外し、奥にいたほかのフタッフと目があったにもかかわら応対してもらえず。
その後、中に通していただいたのですが、診断着をポンと椅子の上に投げられ、着替えをして下さいと一言。
この時点で、接遇マナー以前の問題かもとびっくり。

また、1回目の時と、MRI撮影時のDr.は違う先生だったのですが、これまたDr.にも驚きが・・・。
1回目の診察時は、その医院の役職付Dr.
問診書に記入した文字を読んだだけで、質問も診察もせず(4年前と同じ)〇〇〇〇ですね。
安静にして下さいとおっしゃり、診察を終えました。

うぅん!?
Dr.の仕事って数学の方程式!?
4年前は腰痛。今回は足が痛くて受診なのに、具体的にどの部分が痛いのかさえ聞かれなかったけど・・・???

MRIを撮影したとき(翌日)は、週1回のみ担当されている先生だったので、恐らく別の病院勤務のDr.
4年前のMRI画像と今回の画像を見比べながら、分かりやすく説明をして下さいました。
当たり前かもしれませんが・・・。
既往症から現在の症状まで、いわゆる問診もあり、実際に診察もありました。
これも当たり前のことだと思うのですが・・・。

清算をしようと精算機の前まで行くと、立っていたスタッフの方に「番号のランプ、つきました?」と
ぶっきらぼうに聞かれ、気持ちがどよ~んとしたまま家路につきました。


接遇マナーとは、ホスピタリティー(おもてなし)の心を持ってサービスをすること。
このホスピタリティーもホスピスが語源で、しいて言うなら、看護の考え方から派生したもの。

病院等で接遇マナーを意識し導入しているのは、とてもよいことだと思いますが
形だけのサービスは、決して気持ちがいいものはありません。
残念で仕方ありませんでしたし、
プロとしてのDr.の対応にも落胆せざるをえませんでした。

今回の経験は、多くのことを考えさせてくれました。
長く仕事に携わっていると、周りが見えなくなり麻痺しがちですが、
人のふり見てわがふり直せ、
今一度、自分自身の身を律したいと思いました。

今日は、愚痴のような内容ですみません。
最後までお読みいただきありがとうございました。001.gif
by eiei00 | 2012-04-19 21:24